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トレードで勝てない本当の理由
- 2015/12/9
トレードで勝てない理由には様々な理由があります、経験の違いや、ある程度トレード方を確立して
勝てている人、トントンの人などそれぞれ勝てない理由は違っています。
その中で多くの人がトレードでなかなか勝てない最も大きな理由は、
「自分が調べた情報を基に思い込みだけでエントリーしている」
ということです。
言い方を変えれば、
「エントリーポイントを正確に把握しないでトレードをしている」
ということです。
本当にひどい人だと、長期・中期・短期のトレンドさえ把握していないケースもあります。
これは投資をする上では論外ですが、実際にいるのでびっくりしてしまいます。
いつまでたっても勝てない人のほとんどは、下記ような経験を何度もしているはです。
・勝てない人のほとんどの人は、上がると思って買ったら上がらない。
・逆に落ち始めてしまう、さらにどんどん落ちてしまう、損切りが出来ない。
・値が戻ることはないまま結局損失が拡大して耐えられなくなり損切る。
・これだけ上がったから、そろそろ下がると思って売りから入ったらさらに上昇してしまう。
・もう止まって、そろそろ落ちてくるだろうと思って、また売りを入れる。
・しかし、さらに上昇を続けて結局損失が拡大して耐えられなくなり損切り。
「何回エントリーしてもたまに勝てるけど損ばっかりで嫌になってしまう。 」
「なぜこのような事がおこるのでしょうか?」
「なぜさらに下がって行くのか?」
直近安値や直近以外の安値の位置をしっかり捉えていないと言うのも大きいのですが、もう一つ
大きな要因があります、それは安値を更新すると、そこで投げるという人が出てくるからです。
直近安値を超えると、まずいと思って投げる人が出てきます。
直近安値を超えて投げる人が出てくるとさらに値は下がってしまいます。
そして、次の安値をまた超えてしまいます、さらにまずいと投げる人が出ます。
この繰り返しでどんどん値が下がって行くのです。
このやばいと言う一般投資家の心理によって、繰り返されてどんどん下がって行くので、なかなか
上昇しなくなってしまうのです。
本来、安値の位置と言うのはエントリーポイントとしてしっかり把握していなければいけません、
しかし、これを把握せずにトレードをしている人が実は結構多いのが現実です。
私自身過去に株のトレードではこれのこり返しばかりでした。
様々な世の中に出回っている情報を調べて、詰め込んだ情報を元に導き出した、自分の思いだけで
買ったり、売ったりしてしまうのです。
もっと簡単に言えば、情報を収集し、自分の中でその情報を元に、上がりそうだ、
もしくは、下がりそうだと、思い込みだけで判断してトレードをしているのです。
実は一般の普通の投資家の人はこのような人が非常に多いのです。
相場には「強い」、「弱い」があります。
●買いたい人は多い時 ⇒ 「強くなる」「上昇する」
強い時はまだ上がるの?と言うぐらい上昇します、もしくは、なかなか下がりません。
●売りたい人が多い時 ⇒ 「弱くなる」「下落する」
逆に弱い時は、どんどん下がります、安値を切り下げて行くのでどんどん下がって行きます。
まだ下がるのというぐらい下落します、もしくはなかなか上がりません、上がってもすぐに上値を
抑えられてしまい、またすぐに下がってしまいます。
このような状況にある中で、ただ自分が調べた情報を基に、上がりそうだ、下がりそうだという
思い込みだでトレードしても博徒と同じで当たるわけがないのです。
チャートを見れば今日は強いのか、弱いのかは分かるのです、チャートには
「相場参加者の心理(感情)が全て現れている」ということなのです。
その心理を無視してトレードをして、相場が「強い」時に売っても下がらないので儲かるわけが
ないのです、また相場が「弱い」時に買っても上がるわけがないのです。