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乖離率からみてもそろそろ反転か?
- 2016/1/15
乖離率と言えば、株式では超有名な株のトレードで、元手160万ほどから、資産260億以上を
築いた、通称「ジェイコム男」と呼ばれているB.N.F氏が使っているトレード手法で有名です。
移動平均乖離率とは、株価と移動平均線がどれだけ離れているかを示すチャートになります。
株価と移動平均線の習性には、
「株価と移動平均線が大きく離れると株価が反転しやすくなる」
というものがあります。
この習性を利用して、「買われ過ぎや、売られ過ぎを判断」しょうとするのに使われるものです。
移動平均乖離率は、ある数式で算出されるのですが、この数式自体を覚えても意味はないし数値
自体はネットで調べれば簡単に分かるのでここでは省きます。
大事なのは、この数式からはじき出される乖離率の数値の読み方です。
【乖離率がプラスになる場合】
⇒株価が移動平均線より上にある
これは、上昇を続けている場合に、チャートで見られるものです。
ようするに、「上昇トレンドにある状態」
【乖離率が0になる場合】
⇒株価と移動平均線が同じ位置にある
ようするに、「トレンド転換の境目にある状態」
【乖離率がマイナスになる場合】
⇒株価が移動平均線より下にある
これは、下落を続けている場合に、チャートで見られるものです。
ようするに、「下落トレンドにある状態」
となるわけです。
これをトレードにどのように利用するかなのですが、
「株価と移動平均線が大きく離れると株価が反転しやすくなる」
という習性を利用して、
1、「株価と移動平均線が大きくマイナス乖離したら買い」
2、「株価と移動平均線が大きくプラス乖離したら売り」
とするわけです。
ここで重要ポイントになるのは、
乖離率の数値をいくらなら、「買い」いくらなら「売り」とするかですが、
下記の数値を目安にすると確実性が高くなります。
移動平均乖離率が
「8%以上になると相場が目先調整局面を迎える」
「10%以上になると天井になる」
逆に、移動平均乖離率が
「-8%以下になると相場が目先反発に転じる」
「-10%以下になると底である」
もう1つのトレード手法として、移動平均乖離率が、
「プラス乖離の時、つまり株価が移動平均線より上にある時は上昇トレンド」
「マイナス乖離の時、つまりは、株価が移動平均線より下にある時は下落トレンド」
と判断することを利用して、
「移動平均乖離率が0%を上抜けたら買い、0%を下抜けたら売り」
というトレード手法を取ることが出来ます。
ただし、保ち合いトレンド下では、ダマシが出やすいので、同時にチャートも確認して、数値
だけを見て、買い売りを決めるのではなく、長期的なチャートも見て判断をすべきです。
現時点(1/14)での25日移動平均線乖離率は、-8.2%です、1/12にも-8.6%に
なっていますので、そろそろ底が見えて反転が始まって来る可能性があります。
私は今回想定以上の下落に見舞われたので、大きく含み損を抱えたままですが、一切損切りはして
いません、本格反転を始めれば一気に短期間で1000円近くは上昇する可能性があります。
利益はたいして出ないかもしれませんが、どうなるか楽しみです。