FXと日経225先物ではどちらの方が儲けやすいのか?
- 2016/1/12
「FXと日経225先物ではどちらの方が儲けやすいのか?」
と考えている人は多いのではないかと思います。
そこで、それぞれの特徴からどちらが儲けやすいのか?を考えていたいと思います。
そもそも投資と言う大きなカテゴリーとしは同じですが、内容的にはかなり違っています。
日経225先物は、日経平均株価を対象にしていますが、FXの場合には、外国為替を対象にしています。
日経225先物は、対象投資が日経平均株価なので、株式のように個別の銘柄を選ぶ必要がなく、
投資対象が1つのみです、しかしFXは、どの通貨の組合せにするかを考えなければいけません。
どの通貨ペアにするかで、どのような戦略を取るか大きく変わって来ます。
投資にかかる資金から考えると、どちらも証拠金が必要ですが、FXはそれぞれ各国のレートが違って
いる為、若干難しい部分はありますが約1万~10万で、日経225先物の証拠金は、多少証券会社
によって違いますが、現在ミニで1/11現在66,000円から始めることが出来ます。
ただし、想定より逆に動いた場合はどちらもこの資金ではマイナスになるので資金は不足します。
レバレッジはFXが最大25倍、日経225先物ミニで100倍、ラージで1000倍です。
ネットでは、良く日経225先物は、日経平均株価を対象をしているので、比較的変動が安定し
ていると言われていますが、実際はそんなことは全くありません。
現在のような外的なリスクが大きい状況下では、日経平均株価でも、1日で500円以上簡単に
変動します、2日で1000円の変動と言うのも珍しい事ではありません。
変動が大きいということは当然利益も大きく取れますが、損失も大きくなります。
実際にトレードしている人の数は、恐らく圧倒的にFXのほうが多いと思われます、私自身はFXも
過去にやっていましたが、断然日経225先物の方がトレード自体はかなりやりやすいかなと思
います。
通貨ペアなどトし対象の選択を考えなくて良いのと、買いと売りでFXのように価格が変わらないと
言うのが大きな理由ですが、実はそれ以外にも大きな理由があります。
FXのこのスプレッドというのはなかなかの曲者で、買いと売りの差額がFX会社の儲けであり、
さらに売買手数料で儲けており、レートに「滑り」があります。
この滑りは、有利に滑ると言う話しも有りますが、逆に言えば、不利に滑ることもあるわけで、
この辺りが非常にすっきりしない部分があるのも大きな理由の1つです。
また、円ドルの通貨ペアで有れば、日経平均株価との関連性も高く、分かりやすい部分が有ります
が、異国間どうしの通貨ペアの場合には、どうしても動向を読みにくくなってしまいます。
これらから考えると投資初心者の場合には、やはり日経225先物の方がわかりやすく、トレード
しやすいのではないかと私は思います。
トレードがやりにくい、わかりにくいよりは、わかかりやすい、やりやすい方が当然、その分投資
初心者の人には儲けやすくなって来るのではないかと私は思いますね。
ただし、あくまでもド素人投資家の考えです(笑)