- Home
- 日経225先物重要用語, CMEシカゴ日経先物
- CME日経先物とは何か?
CME日経先物とは何か?
- 2015/12/14
「CME日経先物と日経225先物とはいったい何がちがうのでしょうか?」
どちらも原資産は、日経225株価指数になりますが、その違いは、取引場所、取引時間、レバレ
ッジ倍率、証拠金金額、取引参加者等が違っています。
シカゴ日経平均先物(CME Nikkei 225 Futures)とは、シカゴ・マーカンタイル取引所で取引
されている日経平均の先物指数で、通称、「シカゴ先物」と言われているものです。
実は、このシカゴ日経平均先物の指数というのは、日経平均の始値に大きな影響を与えます。
なので、CME先物の指数が高いか安いかで、その日の日経平均がどちらの方向からスタートするの
かを掴む事が出来るのです。
例えば、シカゴ日経平均先物が50円以上下がっていた場合、その日の日経平均はCME先物指数
にさや寄せする形で、近い数値で下落してのスタートとなります。
逆に、CMEが100円上がっていた場合、その日の日経平均はCME先物指数にさや寄せする形で、
近い数値で上昇してのスタートになります。
「いったいなぜこのようなことが起こるのでしょうか?」
シカゴ日経平均先物の指数が日経平均に影響する理由の一つに、日本の日経平均とシカゴ先物の取引
時間が違っていると言うことがいえます。
日経225先物が3:15に終了しますが、CME先物はまだ取り引きがされているという状態なので
す、その間当然ニューヨークダウも取引されておりその影響を受けながら変動しながら朝7:30
に取引が終了します、なので当然朝の日経平均先物にも影響をして来るということになります。
ということで、開場前には必ずCME先物の指数を確認してどちら方向からスタートするのかを掴ん
でおくことが非常に重要になるのです。