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第6回 日経225先物取引ルール
- 2015/12/11
■日経225先物の場合の取引単位・・・・「実際どのくらい稼げるのか?」
日経225先物の最低取引単位「枚」には「日経225先物にしかないレバレッジ」があります。
「日経225先物の最低取引単位数は何と日経平均株価指数の1000倍」になります。
例えば、
日経225先物指数が10円上がった場合
⇒ 10円×1000倍=10,000円の利益になります。
日経225先物指数が100円上がった場合
⇒ 100円×1000倍=100,000円の利益になります。
これでは取引が大きいので出来たのが、「日経225先物ミニ」と言うわけです。
このミニの場合には、「最低取引単位「枚」は日経平均株価指数の100倍」になります。
例えば、ミニの場合には、
日経225先物指数が10円上がった場合
⇒ 10円×100倍=1,000円の利益になります。
日経225先物指数が100円上がった場合
⇒ 100円×100倍=10,000円の利益になります。
通常、日経225先物では、
最低取引単位「枚」は日経平均株価指数の100倍を「日経225先物ミニ」
最低取引単位「枚」は日経平均株価指数の1,000倍を「日経225先物ラージ」
と読んでいます。
つまり、
日経225先物 ラ―ジ ⇒ 最低取引単位数は、1,000倍
日経225先物 ミニ ⇒ 最低取引単位数は、 100倍
になります。
もっと簡単に言うと、
・ラージは日経平均の1,000倍の額でトレードが出来ます。
・ミ二は日経平均の100倍の額でトレードが出来ます。
例えば、「買い」で上昇したケース
「20,000円の先物指数を購入後、20,050円に上昇した場合」の利益は、
日経225先物 ラ―ジ ⇒ 50円 × 1,000倍 = 50,000円の利益
日経225先物 ミニ ⇒ 50円 × 100倍 = 5,000円の利益
になるわけです、ここから取り引き手数料が引かれた金額が入って来ます。
例えば、「買い」で下落したケース
20,000円の先物指数を購入後、19,950円に下落した場合の利益は、
日経225先物 ラ―ジ ⇒ ―50円 × 1,000倍 = -50,000円の損失
日経225先物 ミニ ⇒ ―50円 × 100倍 = -5,000円の損失
になるわけです、ここから取り引き手数料が引かれた金額が入って来ます。
例えば、「売りから入って」下落したケース
20,000円の先物指数を購入後、19,950円に下落した場合の利益は、
日経225先物 ラ―ジ ⇒ 50円 × 1,000倍 = 50,000円の利益
日経225先物 ミニ ⇒ 50円 × 100倍 = 5,000円の利益
になるわけです、ここから取り引き手数料が引かれた金額が入って来ます。
例えば、「売りから入って」上昇したケース
20,000円の先物指数を購入後、20,050円に上昇した場合の利益は、
日経225先物 ラ―ジ ⇒ 50円 × 1,000倍 = -50,000円の利益
日経225先物 ミニ ⇒ 50円 × 100倍 = -5,000円の利益
になるわけです、ここから取り引き手数料が引かれた金額が入って来ます。
■日経225先物 呼値ルール(売買する際の価格の刻み幅)
日経225先物指数の変動する刻み幅は、ラージとミニでは違っています。
ラージは10円単位で変動します、ミ二は5円単位での変動になります。
・日経225先物 ラ―ジ ⇒ 売買する際の価格の刻み幅は、 10円
・日経225先物 ミニ ⇒ 売買する際の価格の刻み幅は、 5円
となっています。
■建玉上限について
日経225先物の売建・買建とも上限がありますが、通常の取引は、ラージ1枚、ミ二1枚で取引する
のがベストなので上限は考える必要はないです。
私は基本的にミ二1枚か2枚でしかやりませんが、それでも月に平均約10万の利益が出ています、
これはトレ―ドで損失が出ても額が限定されるようにするためにそう決めているのです。
建玉を大きくすればするほど、負けた時のリスク(損失)は大きくなります。
・最初は資金を100万ぐらいで考えてるなら、ラージ1枚。
・最初は資金を10万ぐらいで考えているなら、ミ二1枚。
で始めた方がリスクを極力少なくして始められます。